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2007年 04月 27日
4月14日、待ちに待った第2回ワークショップが開催されました。
第1回目のワークショップは初めてということもあり、見学者も多数呼んだりして 参加者は殆ど顔見知りという中、かなり実験的にワイワイ賑やかに開催しましたが、 今回は1回目で得た反省を元に、定員4名という少人数で参加者を公募して開催した 実質上の第1回目となったワークショップでした。 体験内容は前回と同じく、封筒に名前、住所、電話番号などを印刷するというもの。 今回は参加者が活版印刷の基本を充分理解できるように 文選から組版、印刷までゆっくり時間をかけてもらい、 どうしても生じる印刷待ちの間はステッキ(文字を組む道具)を使って 違う組版を体験しながら簡単に組版の理論を学んでもらいました。 そして、皆さんの印刷が大体終了したところで、 今回のオマケ企画、浮き出し印刷のデモンストレーション。 まだ印刷したてのインクが乾いていない状態の紙に松ヤニの粉を振りかけて、 トースターに入れると…あら不思議。 あっという間に松ヤニが熱で溶けてインクに付着し、 黒くコーティングされた浮き出し印刷の完成です。 目の前で繰り広げられる浮き出し印刷はまるで理科の実験のようで 参加者一同、おぉ~っと歓声があがっていました。 スタッフも参加者も少し緊張した雰囲気の中で始まった、第2回ワークショップ。 終る頃には皆さん打ち解けて和やかな雰囲気になり、 かなり楽しんでいただけたようで何よりです。 今回は定員数を4人と少なめに設定した事もあり、 こちらの予想以上にあっという間に締め切りになってしまい 残念ながら参加できなかった方も多いと思いますが、 現在不定期のワークショップも出来ればもう少し回数を増やしたいところです。 とはいえ、「活版工房」はまだ始まったばかり。スタッフもまだまだ未熟者です。 2回目開催を終えても、問題山積ですが、頑張っていきたいと思いますので みなさま、温かく見守っていてください。 ■ワークショップ風景 ■浮き出し印刷デモンストレーションの様子
by kappankoubou
| 2007-04-27 04:09
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